豊田章男氏、財界活動に注力か 「経団連会長への布石」との見方

オイラの辛気臭いネタをご覧いただき、ありがとうございます。

さて、トヨタの社長が変わるそうです。


 豊田章男氏のこの時期の社長退任表明について、財界からは「経団連の次期会長就任への布石ではないか」との見方が出ている。自動車業界が迫られている脱炭素化への対応は個別の社だけでは限界がある。国内企業の代弁者として政府などとの交渉に当たる財界トップの役割に期待が高まる。
    
    以下略

次の社長は、



2023年4月1日付の役員人事でトヨタの新社長となるのは、現在レクサスブランドやGRブランドのトップも務める執行役員の佐藤恒治氏です。

    佐藤恒治氏は、新チームのミッションとして「“モビリティ・カンパニー”への変革」を掲げるとともに、「“クルマ屋にしかつくれないモビリティの未来”に一歩でも近づけるよう、ガムシャラに取り組んでまいります。」と語りました。
    なお、現社長の豊田章男氏、新社長の佐藤恒治氏は、いずれも53歳でのトヨタ社長就任となりました。
     
    2023年1月13日から開催された東京オートサロン2023で、トヨタが出展したTOYOTA GAZOO Racingのプレスカンファレンスにおいて、発表を行った豊田章男氏が「最近、Facebookを見ていると、“AE86を買った”ということばかりをアップしている人がいる」として、GRカンパニーの佐藤恒治氏を紹介しました。

    紹介時には、氏名の表示を隠し、プロフィールアイコンには目線を入れたFacebookの投稿も表示。

    2022年11月16日に「勢いで買ってしまった」とAE86型のカローラ レビン購入を報告する投稿、2023年12月3日に「進行中」の言葉と整備風景の写真の投稿、そしてプレスカンファレンス3日前には「これは沼だ…沼にハマってしまった」と、純正リアスポイラーを取り付ける様子の写真を投稿をしていたことが、豊田章男氏によって“晒され”ています。

トヨタ佐藤


豊田章男さん、「 政治 」の方向に進むのでしょう。
これは予想されたことで、いくらトヨタといえど「 民間企業 」であります。
 
いくら大企業でも、「 法律を作る側 」ではありません。
しかも立法側、行政側は「 トンデモ 」なことをよく行います。
 
昔の日本だと、


1961年5月、自動車行政の基本方針(後の特定産業振興臨時措置法案、通称・特振法案)が、通産省から示された。 これは貿易の自由化に備えた産業構造再構築のための政策であり、国際競争力の弱い産業の中から、特に乗用車・特殊鋼・石油化学の3業種を特定産業として指定したのである。





平たく言うと、「 国が自動車製造メーカーを決めようとした 」のです。

国が法律で決めてしまったら、民間はどうにもなりません。

国外もそうで、トヨタなどの多国籍大企業の場合、アメリカやEUの影響を大きく受けます。
マツダでは、10年以上前に「 ロータリーエンジン搭載車 」がお披露目されるはずでした。
「 16X 」というエンジンだったそうですが、やはり致命的に燃費が悪くEUで規制に引っ掛かると予想されたので、お蔵入りになってしまいました。
 
その「 燃費問題 」、日本やアメリカでは問題になりませんでした。
問題は「 EUの規制 」だったのです。
そのまま発売しても、ヨーロッパには売れなくなるので「 お蔵入り 」であります。
 
豊田章男さん、「 政治の壁 」が身に沁みたのではないかと思います。
おそらく「 経団連会長 」を目指して活動するのではないかと。
経団連にしても、日本屈指の大企業で、「 モリゾウ 」としても高い認知度を誇る「 豊田家の御曹司 」は、素晴らしいカードです。
 
周囲のシステムがダメなら「 大元のシステムを変えればいい 」、普通はこうなります。
左巻きの労働組合が「 政治団体化 」するのは、つまりこういうことで、「 システムに規制される側 」から「 システムを作る側 」へ移動するのです。
 
経団連は、巨大な圧力団体です。
政権も、絶対に無視するわけにはいきません。
 
まぁ、「 日本に不利な事ばかり 」やっている中央官庁なので、是非「 経団連のボス 」になっていただきたいところであります。
 
ところで、自動車メーカーのトップは「 クルマ好き 」であるべきです。
豊田章男さんは「 クルマ好き 」でしたが、例えば「 三菱自動車の凋落を招いた益子 」ってオッサン、


三菱商事から島流しに遭い、系列の三菱自動車に入ったわけですが、クルマには興味がなく、「 ただ売れるモノ 」としか考えてませんでした。

これ、本人も三菱自動車の社員も、系列の企業も、そして「 エンドユーザー 」も不幸だったのではないかと思います。

結局三菱自動車は買い叩かれて、ルノーの傘下に入ってしまいました。

当時の「 カルロス・ゴーン 」、勝ち誇った顔を覚えています。

カルロス・ゴーン


諸行無常、因果応報ですなw


スポンサーサイト



コメント

非公開コメント